フロリダオーランドにあるディズニーリゾートを訪れた際に、有料のジーニープラス(Disney Genie+)を利用しました。
アトラクションが予約できる便利なサービスです。
ジーニープラスを利用して良かった点、注意すべき点についてご紹介します。
ジーニープラスのライトニング・レーン
ディズニーに以前あったファストパス制度は無くなり、新たに登場したのがライトニング・レーン(Lightning Lane)です。

ライトニング・レーンはアトラクションを予約し、待ち時間を短縮できます。
ライトニング・レーンには2種類の購入方法があります。
ライトニング・レーン | 料金 | アトラクション |
---|---|---|
ジーニープラス | 1日1人 $15+税 | 4パーク40以上 |
インディビジュアル | アトラクションによる | アトラクション毎に購入、 1日2つまで購入可能 |
ジーニープラスを購入した方は、4パークで40以上のアトラクションのライトニング・レーンが予約できます。
しかし、特に人気のあるアトラクションは、アトラクション毎に料金を支払って購入する、インディビジュアル・ライトニング・レーンのみ対象です。
ジーニープラスを購入していない方も、インディビジュアル・ライトニング・レーンの購入が可能です。
ライトニング・レーン対象アトラクションは、公式ウェブサイトにてご確認ください。
例えば筆者が行った2021年12月では、以下のアトラクションがインディビジュアル・ライトニング・レーンのみ対象となっていました。

- ハリウッドスタジオ Star Wars: Rise of the Resistance
- マジックキングダム Seven Dwarfs Mine Train
- エプコット Remy’s Ratatouille Adventure
- アニマルキングダム Avatar Flight of Passage など
中でもエプコットのRemy’s Ratatouille Adventureは、スタンバイレーンがなく、ライトニング・レーンを購入するか、バーチャルラインをアプリで事前予約する必要がありました。
バーチャルラインは無料で当日7時と13時に予約できますが、必ずしも取れるわけではありません。
バーチャルラインに参加するには、エプコットのパーク予約をしている必要があります。
筆者はエプコットは予約せず、パークホッパーを利用して午後2時以降に行ったので、バーチャルラインの対象外でした。
ジーニープラスの購入方法
ジーニープラスは事前購入と当日購入ができます。
ジーニープラスの事前購入
事前購入は、パークのチケットに追加して購入してください。
事前購入の場合は、購入したチケット全日程分のジーニープラスを購入することになります。
3日間のチケットなら、3日分のジーニープラスです。
ジーニープラスの当日購入
当日購入の場合は、携帯アプリ「My Disney Experience」から購入します。
2022年1月現在、ディズニーは入場制限があり、パークの予約が必要です。
パークの空き状況は、公式ウェブサイトにてご確認ください。
チケット購入後、お早めにMy Disney Experienceに登録し、パークを予約してください。
また、アプリをインストールしておいてください。
My Disney Experienceでは、アトラクションの待ち時間確認やレストラン予約、食べ物の注文などもできます。
パーク内では無料のWifiが使用可能です。
無料Wifiに繋ぐ時は、VPN接続をするとセキュリティ面で安心です。
海外でも日本のAmazonプライムが視聴できるVPNについては、こちらの記事をご覧ください。
また、モバイルバッテリーを持って行くことをおすすめします。
購入方法
1. 当日、携帯アプリのMy Disney Experienceを開き、「Get Disney Genie+ Service」をクリックします。

2. 同行者(party)を選択します。
アプリでチケット情報を入力し、同行者をリンクしておくと、同行者分も同時に購入でき、ライトニング・レーンも同時に予約できます。
3. ゲスト情報の確認と、連絡先(Emailと電話番号)を入力します。
筆者は2人分同時に購入しました。

4. 支払い情報を入力し、「Next」をクリックします。
ディズニーギフトカードやクレジットカードで支払えます。

5. 注文完了のメールが届きます。
ジーニープラス ライトニング・レーンの予約方法
ジーニープラスのライトニング・レーンは、当日朝7時から1つのみ予約できます。
その後はライトニング・レーン使用後、もしくは開園/予約の2時間後に次のアトラクションを予約できます。
人気のアトラクションからすぐに予約枠が埋まってしまいます。
朝7時に予約できるようにスタンバイしておきましょう。
予約は携帯アプリを開き、「Tip Board」から行います。
<予約方法>
1. アプリを開いたら、右下をクリックし、Tip Boardをクリックしてください。

2. 予約したいパークを選択します。
2つ以上のパークに入場できるパークホッパー・チケットを購入している方は、どのパークの予約も可能です。

3. 予約したいアトラクションを選び、「LL Disney Genie+」をクリックして予約します。
「LL Disney Genie+」の下に予約時間が表示されているので、良ければ予約に進みます。

4. 同行者を選択します。
1人のみの選択になっている場合があるので、同行者がいる方はチェックを入れるのを忘れないようにお気をつけください。
5. 予約完了画面が表示されるので、同行者や時間の再確認をしてください。
「My Day」からも確認できます。

6. 予約したライトニング・レーンを使用すると、次のライトニング・レーンを予約できます。
ライトニング・レーン入場時には、チケットまたはマジックバンドを機械に読み取らせます。
機械に読み取らせた後に、次のライトニング・レーンの予約ができるようになります。
ただし、アトラクションによっては入場時に加え、途中でもう1回機械に読み取らせることがあります(ビッグサンダーマウンテンなど)。
この場合は、2つ目の機械に読み取らせると、次のアトラクションの予約が可能になります。
また、ライトニング・レーンを使用しなくても、予約の2時間後(朝一の場合はパーク開演の2時間後)に、次のアトラクションが予約できます。
人気のアトラクションはどんどん予約枠が埋まってしまい、遅い時間の予約になってしまうので、予約から2時間以上後になることもあります。
ライトニング・レーンのスケジュール例
筆者はジーニープラスのライトニング・レーン(LL)を2日間利用しました。
1日目は7つ、2日目は8つのアトラクションを予約しました。
朝のスケジュールはこのようにしました。

<1日目 マジックキングダム>
- 7:00前 ホテルにて、ジーニープラスの購入
- 7:00 「ビッグサンダーマウンテン」 LL10:40~11:40の予約
- 9:00 マジックキングダム開園・入場
- 9:20 スタンバイ70分待ちで「7人のこびとのマイントレイン」に乗る
- 10:40 ビッグサンダーマウンテンにLLで入場後、次のアトラクションの予約

<2日目 アニマルキングダム>
- 7:00前 ホテルにて、ジーニープラスの購入
- 7:00 アバター「ナヴィ・リバー・ジャーニー」 LL10:05~11:05の予約
- 8:00 アニマルキングダム開園・入場
- 8:10 スタンバイ105分待ちで「アバター・フライト・オブ・パッセージ」並ぶ
- 10:00 スタンバイ待機中に開園2時間を過ぎたので、次のアトラクションの予約
1日目も2日目も、ジーニープラスに含まれないライドで乗りたいものがありました。
マジックキングダムの「7人のこびとのマイントレイン」と、アニマルキングダムの 「アバター・フライト・オブ・パッセージ」 です。
前日に待ち時間を確認したところ、両方ともスタンバイ1時間~2時間待ちが予想されました。
朝一が一番空いているため、朝一で乗ることに。
ライトニング・レーンの予約は、時間選択ができず、表示された時間枠で予約することになります。
筆者は朝一のライドを決めていたため、7時からアプリをチェックしつつ、ライトニング・レーンは10時台の予約枠になった時を狙って予約しました。
すぐに予約は埋まるので、1~2分で10時台の予約になりました。
ライトニング・レーンは1時間の入場制限があるため、スタンバイを利用したライドや他の予定がある方は、予約時間にお気を付けください。
ライトニング・レーン使用時の注意点
予約時間の重複
予約したライトニング・レーンが未使用でも、予約から2時間後に次のアトラクションが予約できます。
そのため、予約時間が被ってしまうことがあります。
「My Day」を見ると、注意マークが表示され、被っていることがわかります。
ライトニング・レーンには時間の猶予があるので、アトラクションによっては利用可能です。

ライトニング・レーンを利用したところ、ほぼ全てのライドが入場から5分以内に乗れました。
ただし、ホーンテッドマンションは運行が一時停止していまい、数十分待つことになりました。
アトラクションの一時停止は他でもありました。
ライトニング・レーンでも待つ可能性があるので、予約時間にはお気を付けください。
ショーの時間
アトラクションは1時間の入場制限がありましたが、ショーは開演時間に合わせて、20~30分間の入場制限があります。
筆者はインディージョーンズのショーの後に、アナと雪の女王のショーを予約しました。
しかし予想よりインディージョーンズのショーが長く、アナと雪の女王のショーの入場時間に間に合わないことが判明しました。
ショーによっては公演時間が20~30分と長いです。
ライトニング・レーンの入場は開演10分前までとなっていたので、間に合いませんでした。
ライトニング・レーンのキャンセルはMy Dayから行うことができます。

「Modify or cancel」からゲストを選択し、「Confirm Changes」をクリックしてください。
人気のアトラクション
人気のアトラクションは、ライトニング・レーンの予約がすぐに埋まってしまいます。
午前中のうちに、ライトニング・レーンが無くなってしまうアトラクションもありました。
予約ができなくなると、「LL Disney Genie+ Not Currently Offered」と表示されます。
人気のアトラクションで乗りたいものは、早めにライトニング・レーンの予約をすることをおすすめします。
ライトニング・レーン不要のアトラクション
アトラクションやショーによっては、ライトニング・レーンを使用しても、スタンバイでもほぼ同じ待ち時間のものがいくつかありました。
待ち時間が短いアトラクションはスタンバイを利用し、他のライトニング・レーンの予約をした方が効率が良いです。
ライトニング・レーンを利用して良かったところ
筆者はディズニー1日目にジーニープラスを利用しませんでした。
パーク内の移動だけでも疲れるのに、アトラクションの待ち時間が長く、かなり疲れて腰痛がひどくなりました。
そのため、翌日からはライトニング・レーンを使うことにしました。
ライトニング・レーンを使うと待ち時間がほとんどなく、予約した時間まで食事をしたり、買い物をしたり、時間を有効に使うことができました。
マジックキングダムでは、美女と野獣のビー・アワー・ゲスト・レストランで食事をしました。
ライトニング・レーンのおかげで身体への負担が軽減されたので、使って良かったです。
アトラクションの待ち時間は、携帯アプリで確認できます。
しかしアプリの待ち時間が数時間、うまく作動していませんでした。
アプリが機能していないことに気が付かず、ビッグサンダーマウンテンが30分待ちだったのでスタンバイで乗ろうと向かったところ、実際は70分待ちとなっていました。
パークの端から端まで移動するだけでも疲れるのに、待ち時間が倍以上になっていたことで疲労が増しました。
待ち時間の表示は3日間のうち2日、数時間にわたり問題があったので、こういった時もライトニング・レーンが役立つと思いました。
ディズニーフォトパス
ジーニープラスには、ディズニーフォトパスのサービスが付きます。
携帯アプリを起動して写真撮影すると、ミッキーやミニーなどのキャラクターと一緒に写真を撮ることができます。
アプリの右下をクリックし、「Disney PhotoPass Lenses」をクリックします。

好きな効果を使って写真撮影します。
ミニーが肩に乗った写真が撮れました。

ハリウッドスタジオのスターウォーズエリアではヨーダが肩に乗るなど、特定の場所のみで使える効果もありました。
他にもマレフィセントになれたり、ジーニーになれたり、面白い写真が撮れました。
オーディオサービス
ジーニープラスご利用の方は、携帯アプリのAudio Talesを利用することもできます。
アプリの地図上で選択し、シンデレラ城についてなど、好きなオーディオを聴くことができます。

まとめ
ディズニーのジーニープラスのライトニング・レーンは、4パーク40以上のアトラクションが予約できます。
料金は1日1人$15+税。
まずは当日7時から、アトラクションを1つ予約できます。
その後はライトニング・レーン使用後、もしくは予約/開園の2時間後に1つ予約できます。
ジーニープラスはこんな方におすすめです。
- 待ち時間を短縮したい方
- 日程が短く、効率よくパークを回りたい方
- パークホッパーを利用する方
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