アメリカで、妊娠中期(Second Trimester)の14~27週に行った検診や、やったことについてご紹介します。
妊娠中期検診
アメリカで妊娠40週は、3ヵ月毎に区切られています。
- 初期(First Trimester)1~13週
- 中期(Second Trimester)14~27週
- 後期(Third Trimester)28~40週
- 19~20週目3回目検診
超音波検査、体重・血圧測定、尿検査、子宮底長測定、問診
- 24週目4回目検診
問診、体重・血圧測定、尿検査
初期に引き続き、中期も通常は4週間毎の検診です。
検査内容は病院や医師、患者の状態により異なります。
3回目検診
3回目検診は、放射線技師による超音波検査と医師との問診がありました。
予約は別々ですが、連続して受診できました。
超音波検査
筆者の病院では19~20週目で、詳しい超音波検査(Anatomy Ultrasound)を行います。
胎児の異常などを確認する超音波検査です。
検査時間は約30分でした。
初めに、胎児の性別を知りたいか聞かれました。
筆者は出生前診断で既に知っていましたが、この超音波検査で初めて知る方もいます。
母体の確認項目は、子宮頸部、胎盤、羊水量でした。
胎児は心臓、肺、腎臓、胃、頭、手足、口、首、背骨、膀胱、性器などを診てもらいました。
心臓だけで5~10分診ていたと思います。
心拍の確認もありました。
胎児のどこを診ていくか技師が教えてくれましたが、通訳をつけなかったため、わからない単語が多かったです。
暖かい気候の時に受診しましたが、お腹を出して30分寝ていると足元が冷えてしまいました。
医師との問診
超音波検査を受けた後、尿検査、体重・血圧測定を行い、医師との問診に移りました。
超音波検査は結果が判明するまでに時間がかかるため、医師からの説明はありませんでした。
そのため、音波ドップラー装置を使った心音確認も行いました。
また、新たに子宮底長測定が始まりました。
診察台に寝た状態で、医師にお腹の縦の長さをメジャーで測ってもらいました。
医師からは、気になっていることなどを質問する時間が与えられました。
超音波検査の回数を聞いたところ、今回の検査で問題が見られなければもう行わないと言われました。
出生前診断として追加の超音波検査もオプションとしてあるが、保険適応されるかは保険会社に聞いて決めるようにと説明されました。
受ける場合は20週までにとのことでした。
4回目検診
4回目検診では、まず看護師に連れられ、体重・血圧測定、尿検査を行い、次回検査の説明を受けました。
次回28週目の受診時には、グルコース検査があります。
甘い飲み物を飲んだ1時間後に、血糖値の上昇を診る妊娠糖尿病のスクリーニングです。
そのための飲み物Gluco Crushを渡されました。

味は、レモンライム、オレンジ、フルーツポンチの3種類から選べました。
筆者が選んだのはライムレモンです。
次回予約時間の45分前に自宅で飲み、1時間以内に病院で血液検査を受けます。
筆者の病院では、検査前の絶飲絶食は不要で、軽食可でした。
Gloco Crushを飲んだ後は、血液検査が終わるまで水以外の飲食は禁止です。
看護師の説明の後、医師との問診がありました。
問診では、音波ドップラー装置を使った心音確認を行い、子宮底長測定をされました。
病院の滞在時間はトータルで5分ほどでした。
家に帰宅してから、前回の超音波検査の結果について聞き忘れたことに気が付きました。
医師からの説明も何もありませんでした。
妊娠中期にやっておいたこと
次に、妊娠中期にやったことをご紹介します。
体調が安定していたため妊娠中期に行いましたが、後期でも良いと思います。
ただし、ベビーグッズの下調べは時間があるうちにやっておいた方が良いでしょう。
産院ツアー
検診時には、産院の見学もさせてもらいました。
産婦人科に併設されている産院(Birth center)です。
田舎のため、産院の選択肢はありませんでした。
看護師が簡単に院内を案内してくれました。
出入口はロックがかかっていて、安全対策がされています。
基本的に出産~退院まで1つの個室で過ごします。

トイレ、シャワー、ソファベッドがあり、配偶者も宿泊することができます。
帝王切開の場合はオペ室に移動します。
施設には自販機や、無料で飲食できるお菓子や飲み物も置いてありました。
出産から退院までは最短1泊で、通常は2泊だそうです。
出産・育児に関する講座を受講
病院の講座
病院では出産・育児に関する有料の講座(Childbirth Classes)があります。
出産予定日の1~2ヵ月前の受講を勧められました。
講座は出産準備、授乳、新生児ケアなどがあり、所要時間は講座によって異なります。
料金は$30~$60。
妊娠中期に新生児ケアの講座を受けようと思っていましたが、残念ながら中止になっていました。
保険会社の講座
筆者が加入している保険では、マタニティプログラムがあります。
看護師と定期的に電話をし、不安を解消することができます。
また、オンライン講座を無料で受講できます。
講座は月末1回のみなので、中期から参加し始めました。
事前予約等不要なため、気軽に参加できます。
その他の講座
講座は他でも受けられます。
例えば日本のゼクシィBaby。
会員費は無料で、日本のご自宅に「妊婦のための本」や「赤ちゃんが生まれたら読む本」などが送られます。
プレゼントキャンペーンもやっており、筆者はマルチバッグが当選しました。
また、オンラインイベントが定期的に開催されており、赤ちゃんのお世話についてなどが学べます。
ベビーレジストリー登録・作成
ベビーレジストリーは、欲しいもののリストを登録でき、知人などにシェアすることができます。
筆者はサンプルや割引目的で、buybuy Baby、Walmart、Target、Amazonの登録をしました。
※buybuy Babyのベビーレジストリ特典は2023年6月になくなりました。
Shop Amazon – Create an Amazon Baby Registryベビーグッズの検討・購入
ベビーレジストリの作成と同時に、ベビーグッズの検討も始めました。
まずは産前に買う必要がある大きなものとして、ベビーベッドやカーシートなどについて勉強し、検討を始めました。
また、ガレージセールの季節だったので、少しずつベビーグッズを集め始めました。
ガレージセールについては、Facebookのマーケットプレイスで情報を得たり、近所のガレージセールに行ってみました。
どんなベビーグッズがどれだけ必要か、また、適正価格はいくらかなどを知らないと、無駄に購入してしまうことになります。
損をしないためにも、ベビーグッズの勉強は必要だと感じました。
妊娠中期に役立ったもの
妊娠中期に役立ったものをご紹介します。
妊婦用サプリ
初期から引き続き、妊婦用のサプリはvitafusionのPreNatalマルチビタミングミを摂取しました。
抱き枕
抱き枕は使う頻度が増え、寝る時は必須になりました。
早めに購入しておいて良かったです。
椅子
台所で調理や皿洗いなどをする時に、長時間立ちっぱなしだとお腹が張るため、椅子を使うようになりました。
ローラーがついた椅子が便利です。
ルンバ
家の掃除はほとんどルンバに頼っています。
出産後もしばらくはルンバに頼りきりになると思います。
高いですが買ってよかったです。
まとめ
妊娠中期は体調が安定していたため、動きやすかったです。
しかし後期に近づくにつれお腹がが大きくなり、身体が動かしにくくなりました。
ベビーグッズの下見などは、身体の調子が良いうちにやっておくと良いでしょう。
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