【アメリカで育児】ベビー用ミルク・搾乳機関連の育児に役立つグッズをご紹介

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粉ミルク

アメリカで出産し、主にミルクで育てています。

このブログでは、アメリカのミルクや搾乳機について、また、役立つグッズについてご紹介します。

ミルク

ミルクは英語でFormulaです。

0~12ヵ月用はInfant FormulaやBaby Formulaと呼ばれることもあります。

異なる栄養素が入っているものなど、多種多様のミルクがあります。

2022年、ミルクは不足しているため、購入は個数制限されていることもあります。

ミルク

アメリカではEnfamilやSimilacがミルクのブランドとして有名です。

会員登録すれば、粉ミルクのサンプルをもらえることがあります。

粉ミルク

ミルクの形状

ミルクには粉(Powder)と液体(Liquid)があります。

液体は水で1:1で薄める濃縮液体ミルク(Concentrated Liquid)と、そのまま飲めるミルク(Ready to Use/Feed)があります。

そのまま飲める液体タイプは便利ですが、その分値段が高いです。

それぞれ保存期間がありますので、説明をよく読んで従ってください。

例えば産院で提供されたEnfamilのそのまま飲める液体ミルク。

ミルク

開封後すぐに使わない場合、常温で2時間以内、蓋をして冷蔵庫(2~4℃)で保存したら24時間以内に使いきります。

赤ちゃんが口をつけたら、1時間以内に使いきります。

Failure to follow these instructions could result in severe harm. Opened bottles can spoil quickly. Either feed immediately or replace cap and store in refrigerator at 35-40°F (2-4°C) for no longer than 24 hours. Do not use opened bottle if it is unrefrigerated for more than a total of 2 hours. Do not freeze. After feeding begins, use formula within one hour or discard.

Enfamil;より引用

使い捨ての乳首(Nipple)は別売りです。

濃縮液体ミルクも開封後48時間以内に破棄なので、低月齢のうちは小さめの缶やボトルで十分でしょう。

ミルク

粉ミルクを調乳するときのお湯の温度

日本で粉ミルクは70℃以上のお湯で作るように言われているのは、Cronobacter sakazakii(サカザキ菌)やSalmonella enterica(サルモネラ菌)のリスクを減らすためです。

粉ミルク

しかしアメリカの粉ミルクの作り方を見ると、水を加えるとなっています。

Similacのお湯で粉ミルクの作る場合の説明を見ると、お湯は粉ミルクを加える前に常温に冷ますとなっています。

沸騰したお湯を使うと、栄養価の低下を引き起こす可能性があるそうです。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のウェブサイトを見ても、ハイリスクの赤ちゃんには70℃以上のお湯で粉ミルクを作ることを検討となっています。

In most cases, it is safe to mix powdered infant formula following manufacturer’s instructions on the container. But, if your baby may be at higher risk, consider taking these extra steps to prepare your powdered formula with hot water (at least 158°F/70°C):

CDC Cronobacter Infection and Infants;より引用

我が家では栄養価よりも安全を重要視し、70℃以上のお湯で必ず調乳するようにしています。

フッ化物について

アメリカの水道水には歯の健康のためにフッ化物(fluoride)が加えられています。

水道水を使って粉ミルクや濃縮液体ミルクを調乳することは可能です。

我が家では水道水を冷蔵庫内の浄水器を通し、沸騰させてから使っています。

かかりつけの小児科医に聞いたところ、問題ないと言われました。

しかし水道水で作る場合、歯のフッ素症(Dental fluorosis)になる可能性があるそうです。

気になる方は母乳育児をする、フッ化物の少ないそのまま飲める液体ミルクを使う、フッ化物の入っていない水を使うなどの選択肢があります。

詳しくはアメリカ疾病予防管理センター(CDC)のウェブサイトをご覧ください。

ミルク関連グッズ

ミルクに関連するお役立ちグッズをご紹介します。

我が家はこのようにミルクの用意をしています。

粉ミルク

哺乳瓶

哺乳瓶はBaby Bottleです。

プラスチック製とガラス製の哺乳瓶があります。

ミルクの量は4oz、5oz、8ozなど。

まずは無料サンプルでもらった哺乳瓶を使い、気に入ったものを購入すると良いと思います。

哺乳瓶の乳首にはレベルがあり、乳首に数字が書いてあります。

レベル1が0カ月~、レベル2が3ヵ月~です。

Dr. BrownとPhilips AventとNukを使ったところ、Dr. Brownが一番気泡が入りにくいので愛用しています。

Nukは電子レンジ消毒で溶けてしまいました。

哺乳瓶

Philip AventにもAirFree Ventのついたものがあるので、そういったものは良いかもしれません。

哺乳瓶

手を洗う回数が増え手荒れするようになったので、数本まとめて洗浄・消毒するようにしました。

また、毎回ミルクを計るのが面倒なので、哺乳瓶を完全に乾かして粉ミルクを適量入れて保管し、すぐにミルクが作れる状態にしていました。

粉ミルクの説明では先にお湯を注ぐようになっているので、気になる方は説明通りに作るようにしてください。

Dr. Brownには細長いNarrowタイプ(4oz)と口が広いWide Neckタイプ(5oz)などがあります。

哺乳瓶

Narrowタイプは粉ミルクが入れにくく、溶け残ってしまう可能性があるので、Wide Neckタイプを買い足しました。

大きいため持ち運びには不便ですが、生後1カ月で120mm以上飲むようになるため、買うなら5oz以上がおすすめです。

哺乳瓶は合計6本用意しました。

哺乳瓶消毒

哺乳瓶の消毒は電子レンジ、煮沸、薬液がありますが、電子レンジを使っています。

電子レンジ消毒容器はMicrowave Steam Sterilizerです。

消毒後にすぐに使わない場合は、ラック(Bottle Drying Rack)などでよく乾燥させてください。

哺乳瓶消毒に特化した家電もあり、乾燥(Dryer)機能が付いているものがあると便利です。

食洗器用バスケット

哺乳瓶や搾乳機は食洗器で洗うこともできます。

食洗器で洗う時には、細かいパーツを食洗器用バスケットに入れて洗うと良いでしょう。

バスケットに入れておくと、水気を切る時も直接触れないですむので便利です。

粉ミルク保存容器

我が家はEnfamilの粉ミルクを使っています。

Enfamilの缶の中には、1さじ8.8gで2ozのお湯と混ぜる用のスプーンが入っています。

1ozは約30mlなので、1さじで60mlのミルクが作れます。

このスプーンが使いにくく、隙間なく粉ミルクを計れませんでした。

そのため、1さじ5gのスプーン付きのミルク保存容器を購入しました。

粉ミルク

ポット

最初は鍋でお湯を沸かしていましたが、面倒なのでポットを購入しました。

Baby Bottle Warmerです。

Amazonのベビーレジストリ特典を利用し、15%オフで約$30でした。

温度設定、時間設定1時間毎、沸騰設定ができます。

我が家はだいたい、3時間後に沸騰させてから80℃になるように設定していました。

温度表示が℃ではなく℉のものもあるので、気になる方は購入時にお気を付けください。

ポット

搾乳機

搾乳機は英語でBreast Pumpです。

保険でMedelaの搾乳機を無料で注文しました。

また、産院でMedelaの搾乳機を借りたので、付属品や手動用搾乳機をもらえました。

搾乳機

Medelaの搾乳機は毎日使いましたが、しっかり搾乳できていました。

搾乳機用ブラ

搾乳の頻度が多い方には、搾乳機用ブラがおすすめです。

筆者はストラップタイプのブラを購入しました。

Pump Strap Hands Free Pumping Braです。

ワンサイズなので、サイズ選びで失敗がありません。

搾乳は1回15~20分かかるので、両手が自由に使えるととても便利でした。

また、胸が張り搾乳中にマッサージが必要になったので、搾乳機用ブラは必須でした。

母乳パック

母乳を保存するパックはKiindeを購入しました。

送料($4.99~のみ負担で無料でゲットできるスターターパックから試してみました。

Kiindeの公式ウェブサイトから注文しました。

スターターパックの内容は以下の通りです。

母乳保存容器
  • 母乳パック 1
  • 搾乳機アダプター 2×2種類
  • 母乳パックを入れるケース
  • ケース付き乳首 1

アダプターはメデラなどの搾乳機用と、Spectra/Avent用の2種類でした。

Kiindeの母乳パックのメリットは、搾乳機から直接母乳パックへ搾乳でき、専用のケースでそのまま赤ちゃんにあげられるところです。

衛生的で、母乳を無駄なく保存して赤ちゃんにあげることができます。

哺乳瓶が不要のため、外出時に荷物が少なくなるので選びました。

普通の母乳パックと比べると、キャップがついている分かさばります。

また、購入後にクーポンもメールで届いたので、無料の母乳パック40個を追加注文しました(送料のみ自己負担です)。

母乳パッド

母乳パッドはLansinohの使い捨てパッドを使っていました。

Disposable Nursing Padsです。

授乳関連グッズ

乳頭保護クリーム

乳頭保護クリームは産院でMedelaのサンプルをもらったので、同じものを購入しました。

舐めても安全なので、クリームを塗ったままでも授乳できます。

Lansinohの乳頭保護クリームも試しましたが、Medelaの方が筆者には効き目があったので、Medelaをリピートしています。

ただしLansinohのクリームは無色で柔らかめなので塗りやすく、Medelaの方は薄い黄色で少し固めです。

ニップルシールド

赤ちゃんがどうしても浅のみになってしまい、授乳中に痛みを感じるのでニップルシールドを購入しました。

搾乳機の搾乳口は付属の24mmを使っていますが、ニップルシールドはMedelaの20mmを購入しました。

16mm、20mm、24mmのサイズがあります。

サイズはMedelaのウェブサイト等でご確認ください。

ニップルシールドを使うと痛みが軽減され、授乳のリズムを作ることができました。

しかし飲み方がどんどん悪くなり、使用は1週間ほどで断念し、本当に痛い時のみ使用しました。

授乳枕

授乳時やミルクをあげる時にも、授乳枕があると手首が疲れにくく便利です。

普通の枕でも代用できます。

筆者は抱き枕・授乳枕を妊娠中から使っていました。

授乳ケープ

授乳ケープは息がしやすい厚さの生地で、取れにくいものが良いと思います。

筆者は大好きなムーミン柄のケープにしました。

アメリカでもAmazonなどで、Nursing Coverが販売されています。

授乳服

授乳服はこちらの2つを使っています。

ベルメゾンのマタニティパジャマは、スナップボタンのためすぐに着脱でき、産院での診察時も便利でした。

授乳ブラは使っておらず、Angellirのふんわりルームブラを使っています。

ナイトブラとして妊娠前から使っており、妊娠中や産後は1サイズアップしました。

つけたままめくって授乳できるので便利です。

照明

夜間授乳やミルクをあげる時に、間接照明などを使い、明るすぎない環境にすると良いでしょう。

筆者は寝室ではモザイクランプを使っています。

また、持ち運びできるもの、灯りが調整できるものも1つあると便利です。

筆者は日本のニトリで購入したLEDランプを使っています。

まとめ

ミルク関連のお役立ちグッズをご紹介しました。

哺乳瓶や搾乳機の消毒、調乳の仕方などは、説明をよく読んで行ってください。

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