アメリカのシカゴにあるオヘア空港(ORD)と、ダラスにあるダラス・フォートワース国際空港 (DFW)空港で、授乳室を利用しました。
授乳室の使用方法などをご紹介します。
アメリカの授乳室
アメリカのトイレには、カフェやレストラン、スーパーなどでも、オムツ交換台がついているところが多いです。
しかし授乳室となるとあまり見かけません。
空港には授乳室がありますが、各ターミナルに1~2カ所と少ない空港が多いようです。
授乳室の利用を検討されている方は、事前に授乳室の場所を空港ウェブサイトからご確認ください。
授乳室は英語で、「nursing room」や「mother’s room」と呼ばれています。
授乳室は空いていればそのまま使えるところもありましたが、電話して暗証番号を教えてもらう必要がある空港もありました。
面倒なので電話が必要な授乳室は利用しませんでした。
シカゴ空港の授乳室
授乳室
シカゴ空港では、第三ターミナルの授乳室(Mother’s room)を使用しました。
1ヵ所につき1室しかありませんでした。
鍵をかけられる個室で、利用者がいなければ自由に使えました。
授乳だけでなく、搾乳などにも使えます。
中は広めで、ベビーカーで入っても十分なスペースがありました。
椅子やオットマンがあります。
手洗い場もありましたが、おむつ交換台はまっ平で、ベルトも何もありませんでした。
おむつ交換シーツなどがあった方が良いです。
筆者は使い捨てのおむつシートとタオルを敷いていました。
授乳ポッド
シカゴ空港には、mamava社のLactation Podsという授乳ポッドもあります。
授乳室より狭いですが、数が多いです。
授乳室が遠い場合や、空きがない時に利用すると良いと思います。
空港ラウンジ
筆者はJALのビジネス席を利用したため、空港ラウンジの「Flagship Lounge」が使えました。
授乳室の空きがなくラウンジへ行きましたが、利用者が少なく落ち着いて授乳ができました。
ダラス空港の授乳室
ダラス空港では ターミナルDで授乳室を利用しました。
個室で鍵をかけて利用できました。
シカゴの授乳室に比べると狭かったですが、十分なスペースがありました。
おむつ交換台とおしりふきもありました。
おむつも各サイズ1つずつ置いてありました。
筆者が利用しているサイズは在庫がなかったので、おむつの用意はしておきましょう。
空港の授乳室を使ってみて
空港のゲート付近は人が多く、授乳をできるだけしたくありませんでした。
そのため授乳室やラウンジを使いました。
清潔感があり、リラックスして授乳ができたので、利用して良かったです。
授乳室は数が限られており、利用できるかはわかりません。
また、授乳室もラウンジも搭乗ゲートから距離があったので、少し不便でした。
ストローラー(ベビーカー)やカーシート(チャイルドシート)を搭乗ゲートで預ける場合、搭乗開始の約10分前に来るように言われました。
移動に時間もかかるので、余裕をもって行動した方が良いです。
搭乗ゲートが変更になる場合もあるので、注意が必要です。
また、飛行機利用時には赤ちゃんの耳抜きが必要です。
耳抜きには授乳やおしゃぶりをさせますが、寝てる時はする必要がありません。
我が子は生後2ヵ月でおしゃぶりが嫌いになり、復路の時点で完全に哺乳瓶を拒否したので、授乳のみしか選択肢がありませんでした。
そのため、離着陸時に授乳をしたかったので、授乳のタイミング調整も大変でした。
だいたいはうまくいっていたものの、乗り継ぎ便が遅延になり、タイミングが合わないことがありました。
その時は満腹で機体の揺れが心地よかったのか、離陸時に寝てくれて助かりました。
授乳する方は、授乳ケープ(Nursing Cover)をお忘れなく。
授乳服もあると安心便利です。
筆者はこちらの授乳ケープと授乳服を使いました。
授乳ブラは使っておらず、Angellirのふんわりルームブラを使いました。
ナイトブラとして妊娠前から使っており、妊娠中や産後は1サイズアップして使いました。
つけたままめくって授乳できるので便利です。
高いですが、長期間使用してもホールド力があるので、コスパが良く長年愛用しています。
まとめ
空港の授乳室を使いたい方は、事前に場所を確認しておくと良いでしょう。
授乳室はそのまま自由に使える時と、暗証番号が必要な時がありました。
乳幼児連れの飛行機利用に関しては、こちらの記事をご覧ください。
日米の二重国籍の赤ちゃんが一時帰国する場合、日米のパスポートが必要です。
取得まで日数がかかるので、早めに準備しておきましょう。
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