アメリカのジムYMCAには、会員が無料で利用できる託児所があります。
ファミリー会員になり利用してみたので、使用方法や実際に使ってみて感じたことなどをご紹介します。
YMCAの託児所

YMCAはアメリカのジムです。
フィットネスセンターやプール、バスケットやテニスなどができるコートなどがあります。
我が家の入会の決め手は託児所です。
YMCAのファミリー会員になると、1日2時間まで親が施設内にいる時に限り、子どもを預けることができました。
筆者が利用しているYMCAの託児所の条件は以下の通りでした。
条件は施設によって異なることがあります。
- 生後6週間から11才まで
- ファミリー会員は無料、ファミリー会員以外は子ども1人につき2~3ドル
- 親は施設内にいること
- 1日2時間まで
- オムツ交換やトイレの補助はできない
- トイレまで連れていくことはできる
- 着替えはできない
- おむつ替えや子どもが泣き止まない時など、必要に応じて館内放送または電話で親を呼び戻す
- 利用者が多い時は空きがでるまで待つ必要がある
ファミリー会員は月会費が約70ドル、初月のみ入会金として別途35ドルかかりました。
ファミリー会員は両親と同居している子どもが含まれます。
託児所の利用方法
託児所(Child Watch)はYouth Centerという青少年用のエリア内にありました。
Youth Centerには卓球台やロッククライミングの壁、滑り台などがあります。
Youth Centerにはパスワードで開く扉がついており、受付で教えてもらいました。
何回か子どもを預けてみましたが、筆者が利用している託児所は空いていることが多く、利用者は0~3人くらいでした。
スタッフは常時2名おり、スタッフの子どもがいることもありました。
託児所内はアニメなどが流れており、おもちゃやバウンサー、絵本などが置いてあります。
部屋はあまり広くなく、窓もありませんでした。
託児所の利用は簡単でした。
- 託児所へ行く
- チェックイン(苗字と施設内のどこにいる予定か伝える)
- チェックアウト(時間内に託児所へ戻り子どもを引き取る)
チェックイン時にスタッフに苗字を伝え、タブレットで会員情報の検索をされます。
筆者は日本の苗字なのでスペルを言ってもうまく伝わらず、自分でタイプしてと言われます。
チェックアウトはスタッフの方でやるので何もしなくて良いと言われ、挨拶だけして帰ります。
飲み物は水筒など蓋ができるものに入れて、託児所の棚に置いておくことができます。
託児所を使ってみて感じた悪い所
託児所を実際に使ってみて感じた悪い所をまずはご紹介します。
衛生面
託児所にはカーペットが敷いてありますが、もちろん土足です。土足のカーペットの上を赤ちゃんがハイハイしたりしていると衛生面が気になります。
筆者の子どもは1才半過ぎに利用開始しましたが、利用後に毎回服を着替えています。
室温
YMCA内は筆者にとって寒いです。子どもは夏でも長袖長ズボンを着せています。
利用できる日時が限られている
YMCA自体が開館していても、託児所の利用できる時間は短いです。
筆者の利用している所では、夏は平日9時から12時までと月~木のみ16時から19時半まで預けられます。
平日午後の利用が短いところと、土日の利用ができないところが不便です。
スタッフの接し方
スタッフは基本的に椅子に座って子どもが遊んでるのを見ているだけで、必要な時に手を貸すような感じです。
筆者の子は人見知りもほとんどなく1人でも遊べますが、日によっては筆者が離れようとすると嫌がる時もありました。
お子さんの性格によっては利用が難しいかもしれません。
1度だけ他の親が扉を開けた時に脱走しましたが、スタッフが手を引いて連れ戻してくれました。
託児所を使ってみて感じた良い所
託児所を利用しようと思ったのは、ほぼ母子だけの生活なので、他の人とも関わってほしかったからです。
また、翌年からプリスクールに入れたいと考えていたので、母子が離れる訓練になればと思いました。
初めて託児所に預けた時はおもちゃで大人しく遊んでいましたが、ほとんど動かなかったようでした。
しかし2回目に預けてみると、おもちゃのショッピングカートを押して楽しそうに動き回っていました。
田舎なので子どもが遊ぶ場所が増えたことも良かったですし、母親と離れても楽しそうに過ごせていたのでほっとしました。
また、親は施設内にいる必要があるのでできることは限られてしまいますが、子どもと離れて自分の時間を持つことができます。
筆者はフィットネスジムへ行って身体を動かしたり、ネット検索やブログの下書きなどをして過ごしています。
まとめ
YMCAの託児所は、ファミリー会員の方は無料で利用できます。
親が施設内にいる必要があるなど、施設によって利用する際の条件があります。
デメリットもありますが、身体を動かしたり1人でゆっくりする時間が欲しい方におすすめです。
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