【アメリカの食洗機】洗剤、使う時の注意点、掃除の仕方など基本情報をご紹介

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食洗器

アメリカでは基本的に、ビルトイン食洗機が備え付けられています。

容量が大きく、一度使ったら手放せなくなる便利な食洗機ですが、洗剤や掃除など注意点もあるのでご紹介します。

食洗機を使う時の注意

食洗機の使い方は簡単で、日本と同様です。

食器を入れ、洗剤を入れ、スイッチを入れるだけです。

我が家の食洗機のスイッチはキッチンの壁にあり、照明とガベージディスポーザーのスイッチの隣です。

ではまず、食洗機を使う際の注意事項をご紹介します。

汚れ

食べ残し

食洗機に食器を入れる前に、食べ残しを取り除いてください。

油汚れなども簡単に水で流し、米粒は取ってください。

食器にこびりついた米粒を、食洗機で綺麗に取り除くことは難しいです。

事前に簡単に洗うことを英語で『pre-washing』と言いますが、食洗機用洗剤によっては、pre-washing不要のものもあります。

しかし、食洗機自体の掃除が大変なので、食器は事前に軽く水で洗うことをおすすめします。

食洗機使用不可

グラス

食洗機では洗えない物もあります。

プラスチックや木製、鉄製、金縁のついた食器、漆器、薄い食器などです。

薄い食器は割れてしまうことがあり危険です。

最近ではプラスチック容器やスプーンなども、食洗機対応の物が販売されています。

面倒な方は、食洗機対応で食器をそろえておくと便利です。

食洗機対応の物には、『Dishwasher Safe』と書かれていたり、食洗機のイラストがあります。

『Top-rack Dishwasher Safe』の場合は、上のかごに入れてください。

また、食洗機対応でも、食器の劣化が早まることがあります。

例えばティファールのフライパンも、食洗機対応の物があります。

しかし食洗機を使うことで劣化が早まり、コーティングが剥がれやすくなってしまうという難点があります。

入れ方

食洗機には上下2段のカゴがあります。

ヒーターが食洗機の下にあるので、熱に弱いものやデリケートな物は、上のカゴに入れてください。

ほとんどの食洗機では、水が下側から出ます。

汚れがついている物は、できれば水がよく当たるように、汚れている面を下向きに入れてください。

コップなども下向きに入れ、スプーンやフォークなどは、専用のかごに入れてください。

ガベージディスポーザー

台所

生ごみを粉砕するガベージディスポーザーがついている方は、食洗機の排水溝がつながっていますよね。

食洗機を使う前に、ガベージディスポーザーのスイッチを入れて、生ゴミがない状態にしておいてください。

生ゴミが残ったまま食洗機を使うと、うまく排水できないことがあります。

カビ

食洗機は使用後に水が残ります。

水が残った状態だとカビが発生しますよね。

食洗機は乾燥機能も使い、できるだけ乾燥させてください。

食洗機の洗剤

食洗機には、必ず食洗機専用の洗剤を使用してください。

食器用洗剤を入れてしまうと、大量の泡があふれます。

ちなみに、食器用洗剤は『Dishwashing liquid』や『Dish soap』と言います。

洗剤

食洗機用洗剤は、『Dishwasher Detergent』と言います。

タブレットタイプ、粉末タイプ、液体タイプがあります。

我が家では、Costcoで購入したCascadeのタブレットを利用しています。

CascadeもDawnもP&Gの商品です。

ご利用の方は、P&Gのリワードプログラムでポイントを貯めることをおすすめします。

Cascadeはアメリカの食洗機用洗剤で、ナンバーワンブランドです。

Cascadeのタブレット洗剤だけでも数種類あり、性能によって値段が異なります。

洗剤

Cascadeのタブレットタイプは、ビニールのようなものに包まれていますが、破かずにそのまま食洗器に入れます。

タブレットタイプは水に濡れるとくっついてしまうので、乾いた手で触ってください。

また、保存容器のフタは閉め、水気が入らないように注意してください。

タブレットは目や口に入れると大変危険なため、お子さんがいるご家庭では気を付けてください。

洗剤投入口は食洗器に書いてあるので、指示通りに入れてください。

我が家の場合、洗剤は丸いメインの投入口に入れます。

タブレットを入れたら、蓋を回して閉じます。

洗剤投入口にもCascadeと書かれています。

食洗機用洗剤は、より安価なfinishも利用しましたが、洗剤残りがあったので使用を辞めました。

リンス

食洗機を使うと、特に透明なガラスなどの食器が白っぽく見えたりすることがあります。

この現象を防ぐために、リンス液(Rinse Aid)が販売されています。

リンス

リンス液が水道水(硬水)のミネラル付着を防ぎ、ガラスをピカピカにしてくれます。

リンス液の投入口は、洗剤の投入口とは異なります。

また、食洗機用洗剤の中には、リンス液がなくてもある程度ミネラル付着を防いでくれるものもあります。

例えばCascadeのPLATINUMは、pre-washing不要で、hard-water filmingを防ぐ商品です。

食洗器用洗剤

食洗機の定期クリーニング

食洗機は定期的に、『Dishwasher Cleaner』などを使って掃除することをおすすめします。

食洗器クリーナー

affreshはAmazonで人気が高かったので購入してみました。

タブレットタイプなので、1つ食洗機に入れ、normal washで回します。

汚れがひどい時は、2つ使うこともできます。

Dishwasher Cleanerを使った定期クリーニングは、1か月に1回の使用が推奨されています。

汚れがひどい場合

水が詰まって流れない、カビや汚れがひどいといった場合は、Dishwasher Cleanerを使っても改善できないかもしれません。

食洗機の外せるパーツは外し、詰まっている物を取り除いたり、部分洗いをしてください。

要らない歯ブラシなどでこすると、ある程度の汚れは落ちます。

我が家はGEの食洗機で古い機種で、ねじを外せばある程度の分解ができます。

分解する際は、ねじなどの細かいパーツがなくならないように、また、パーツは壊さないように注意してください。

フィルター部分を取り外すためのねじは3箇所あります。

食洗器
食洗器

最新の食洗機であれば、分解はもっと楽だと思います。

Youtubeに分解の仕方がアップロードされていたので、参考にしながら試してみました。

コツが要りますが、女性1人でも分解できました。

パーツを外してみると、排水口が黒カビの温床になっています。

食洗器

排水口は水が常時あるのが普通なので、どうしてもカビてしまいます。

排水口に食べかすなどが詰まっている場合は、取り除いてください。

排水口には割れた食器などが残っている場合があるので、手をケガしないように十分に注意してください。

酢+重曹を使っても、カビは綺麗にならなかったので、漂白剤を使うことにしました。

浴室掃除などに便利なCLOROXのブリーチです。

漂白剤

ブリーチを使う時は、必ずゴム手袋などをしてください。

排水口には水が溜まっているので、まずは水をできるだけ掬い取りました。

スポイトやバキュームがあると便利です。

水がある程度なくなったら、排水口にキッチンペーパーを置き、漂白剤をスプレーし、乾燥しないようにラップを置いて数時間放置しました。

食洗器

完全には黒カビを取り除けませんでしたが、だいぶ綺麗になりました。

食洗器

漂白剤をつける前と比べるとわかりやすいです。

汚れの比較

掃除が終わったら、パーツを元に戻します。

分解は大変ですが、戻すのは簡単です。

漂白剤を使ってしまったので、掃除後には洗剤を何も入れずに、水だけでnormal washをしました。

その後、Dishwasher Cleanerを使って、もう一度normal washをしました。

まとめ

食洗機には、食洗機用の洗剤を必ず使ってください。

食洗機は使用後に水が残るので、カビてしまいます。

定期的なクリーニングが必要ですが、汚れがひどい場合は分解して掃除することをおすすめします。

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