アメリカのコストコ(Costco)を利用する方は、コストコクレジットカードの作成をおすすめします。
コストコクレジットカードは利用時のリワード還元率が高いです。
このブログでは、リワード率やその他コストコクレジットカードをおすすめする理由についてお伝えします。
コストコクレジットカード
コストコクレジットカードは、CitibankのVISAです。
コストコ会員の方は、クレジットカードを無料で作成できます。
家族カードを1枚作れるので、我が家は夫婦でコストコのクレジットカードを利用しています。
コストコ会員
コストコは会員制です。
コストコの入店時と会計時、ガソリン購入時などに会員カードの提示を求められます。
コストコへ初めて行く方は、まずは会員カードの作成をしましょう。
会員カード作成のカウンターは、入店入口とは別にあります。
コストコ会員は2種類あり、年会費が異なります。
一般会員 | エグゼクティブ会員 | |
---|---|---|
年会費 | $60+税 | $120+税 |
リワード還元 | なし | コストコ購入金額の2% |
家族カード | 1枚 | 1枚 |
エグゼクティブ会員は、コストコやコストコオンライン、コストコトラベルでの年間購入金額に対し、2%のキャッシュバックがあります。
クレジットカードのリワードとは別です。
コストコクレジットカードをおすすめする理由
リワード
コストコクレジットカード利用時のリワード率は、他のカードと比べて高いです。
家族カードをご利用時も、リワードは本会員に合算されます。
- 4% ガソリン(年間$7,000まで)
- 3% レストラン、旅行
- 2% コストコ、コストコオンライン
- 1% その他
例えばガソリンを$100購入した場合、4%リワードのため、$4のリワードがもらえます。
エグゼクティブ会員は、コストコでの年間購入金額の2%がリワードとしてもらえますが、クレジットカードの2%リワードとは別です。
すなわち、エグゼクティブ会員でクレジットカードを所有している方は、コストコでのお買い物で4%のリワードがもらえます。
4%のガソリンと3%のレストラン、旅行には条件があるので、主な条件をご紹介します。
4% ガソリン
コストコだけではなく、世界中のガソリンスタンドでのガソリン購入で、4%リワードがもらえます。
コストコ以外のガソリンスタンドも対象なので、リワードが貯まりやすいです。
年間$7,000までの購入が4%リワード対象で、その後は1%リワードになります。
しかし、ガソリンスタンドには例外があります。
例えばスーパーやコンビニ、他のウェアハウスクラブのガソリンスタンドなどでは、1%リワードしかもらえません。
コストコのガソリンは、他のガソリンスタンドと比べて安価です。
2021年5月の同日で、近隣のガソリンレギュラー代を調べてみました。
1ガロンのガソリン代は、コストコが$2.579でしたが、近隣のガソリンスタンドでは$2.839でした。
その日は満タンにして約12.5ガロン車に入れることができたので、他店と比べて$3.25安くなりました。
コストコのガソリン代は、コストコウェブサイトでも確認できます。
3% レストラン、旅行
レストランにはカフェやバーも含まれますが、パン屋やデパート内の飲食店などは1%リワードになります。
旅行の3%リワードは、コストコトラベルだけではなく、航空運賃、ホテル、レンタカーなども対象です。
しかしキャンプ場やB&B(朝食付き宿泊施設)、電車などの利用では1%リワードになります。
コストコでの買い物が楽
コストコクレジットカードは会員カードを兼ねています。
コストコ入店時には、クレジットカード裏面を提示すればOKなので、会員カードを持ち歩く必要はありません。
会計時には、まずクレジットカードを提示し、店員にスキャンしてもらいます。
支払い時には、カード読み取り機にタッチするだけです。
署名もカード挿入も必要ありません。
ガソリンの購入時にも、クレジットカードをタッチするだけで支払いができます。
クレジットカード申請当日から使える
コストコでクレジットカードの申請手続きをすると、バーコードが2つ書かれた紙を渡されます。
コストコの会員番号と、仮のクレジットカード番号が書かれたバーコードです。
会計時には、店員にバーコードをスキャンしてもらい、カード払いができます。
初回のお買い物から、リワードがためられるのは嬉しいですね。
仮のカードは、本物のカードが郵送で届くまで14日間使用できます。
本物のカードが届き、有効化(Activate)されると使えなくなります。
カード有効化は3つの方法で行うことができます。
- Citi Mobileのアプリから行う
- ウェブサイト(citi.com/activate)から行う
- カード裏面の番号へ電話して行う
キャンペーン
コストコオンラインでは、コストコクレジットカード使用時のキャンペーンがやっていることがあります。
例えば、コストコオンラインで洗濯機などの大型家電をコストコクレジットカードで購入すると、コストコで使えるショップカードがもらえるキャンペーンがありました。
リワードの使い方
1月~12月分のクレジットカード請求に対するリワードが、毎年2月頃にメールで届きます。
リワードは、コストコで現金に交換できます。
店舗によっては、小切手で渡されることがあります。
または、コストコ会計時にリワードで支払うこともできます。
会計時に携帯のメール画面を提示、または印刷した物を提示すればリワードを使えます。
我が家は残金を現金でもらえましたが、小切手で渡されることもあるそうです。
12月末までの有効期限ありなので、注意してください。
初年度リワード額
我が家の初年度のリワードは、バーコードと番号が表示されたメールが2月中旬に届きました。
リワード額は$207.28でした。
リワード額と内訳は、Citibankのアカウントにログインするといつでも確認できます。
我が家は車は1台で、ガソリンは週1回入れる程度です。
それでも約9カ月間で、ガソリンの4%リワードは$32.36でした。
車を2台所有される方は、ガソリン代だけでもコストコ年会費の元が取れる方もいるのではないでしょうか。
クレジットカード審査
我が家がコストコクレジットカードを作成した時は、アメリカの他のクレジットカードを2年間使用した後だったので、審査は問題ありませんでした。
しかしアメリカで初めてクレジットカードを作成する方は、審査に落ちてしまい方もいるそうです。
知人が駐在で赴任したばかりの頃に、コストコクレジットカードを申請したところ、審査に落ちてしまいました。
アメリカではクレジットカードの審査に、クレジットヒストリーが重視されます。
例えばクレジットカード利用履歴が長く、支払いもしっかりできていれば、信用できると評価されます。
アメリカに来たばかりの方は、まずはクレジットヒストリーを作ることをおすすめします。
筆者が独身時代にアメリカで働いていた時は、給与口座のある銀行でクレジットカードを作成しました。
会社と銀行で信頼があるので、スムーズにクレジットカードを作ることができました。
銀行は同じCitibankです。
外国人のため、年会費がかかるクレジットカード($100)しか作ることができませんでした。
しかし最初の3か月で$750使用すると、$200キャッシュバックのあるカードでした。
当時は歯列矯正をしていたため、クレジットカードで治療費を払っていました。
なのですぐに$200キャッシュバックがもらえ、年会費の元が取れました。
カードの支払い方法
カード請求額のお支払いは、アプリまたはウェブサイト上で行うのが一般的です。
- Citi Mobileのアプリから行う
- ウェブサイト(www.citicards.com)から行う
本会員カードも家族カードの支払いも、1つのアカウントで行うことができます。
支払いはいつでも行うことができますが、支払い期限(Payment Due Date)までに払わないと手数料が加算されます。
また、最低でも支払う金額が決まっています(Minimum Payment Due)。
支払いをスケジュールしたり、自動で支払われるように設定(Auto Pay)することもできます。
『Current Balance』が現在の請求額です。
請求日、請求カード名、請求者、請求金額などが見られるので、不正請求がないかも確認した方が良いです。
他にも、小切手の郵送や電話で支払うという方法もあります。
まとめ
コストコでお買い物をする方は、コストコクレジットカードのご利用がおすすめです。
コストコ以外のお買い物でも、カード利用時に高水準のリワード還元があります。
クレジットヒストリーがない方は、クレジットカード審査に落ちる可能性があるのでご注意ください。
コストコクレジットカードの詳細は、コストコ公式ホームページでご確認ください。
コストコクレジットカードとエグゼクティブ会員のリワードの違いを、分かりやすいように表にまとめました。
コストコで特定の商品購入後に、ポイントを貯めることができます。
例えばP&G商品を購入し、レシートを申請するとポイントが貯まります。
リワードプログラムへの会員登録が必要ですがおすすめです。
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