焼き魚は焼き加減が難しいし、掃除も面倒なので敬遠されている方、いらっしゃいませんか。
油汚れや魚のニオイはやっかいですよね。
このブログでは、簡単に美味しく魚が焼け、後片付けも簡単なフィッシュロースターをご紹介します。
日本在住の方にも、海外在住の方にもおすすめです。
また、おすすめのレシピ(塩鮭、唐揚げ、焼おにぎり)もご紹介します。
象印フィッシュロースター
我が家が使用しているのは、象印 フィッシュロースター EF-VG40-SAです。
取扱説明書では、電圧が100Vの設定のため外国では使用できず、アフターサービスもできないと書かれています。
しかしアメリカ在住の筆者は、フィッシュロースターを変圧器につなぎ、数年間問題なく使用できています。
変圧器はフィッシュロースターの他、日本の炊飯器とホットプレート使用時に使っています。
故障しない保証はできませんので、あくまで自己責任での使用をお願いします。
アメリカAmazonでは、アメリカ式のフィッシュロースターが販売されています。
こちらのフィッシュロースターは120ボルトなので、そのまま使えます。
それでは、象印フィッシュロースターのおすすめポイントをお伝えします。
魚が簡単に美味しく焼ける
筆者は新鮮な魚が手に入りにくい、アメリカの田舎に住んでいます。
魚は塩鮭とさんましか焼いたことがありませんが、どちらもとても美味しく焼けました。
フィッシュロースターの使い方はとても簡単です。
基本の使い方をご説明します。
1. 水を入れる
水受け皿に水を約300ml入れます。
フロート反射板には、水が入らないように気を付けてください。
2. 5分間予熱する
タイマーを10分以下に設定する時は、一度11分以上に回してから戻す必要があります。
従って予熱する際には、タイマーを1度11分に回してから、5分に戻します。

3. 油をひく
予熱が完了したら、焼き網に薄く油をひきます。
4. 魚を焼く
焼き時間は、魚の種類や大きさによって異なります。
上下にヒーターがついている両面焼きのため、ひっくり返す必要はありません。
加熱後はフィッシュロースターが熱くなっているので、火傷しないように気を付けてください。
一気にたくさん焼ける
焼き網のサイズは約35×21cmです。
筆者はサーモン3人前と焼きおにぎり2個を同時に焼くこともあります。
唐揚げもお肉約700gを一気に焼いています。
煙がでない
火災報知器があるので煙がでるのは心配ですよね。
煙はほとんどでないので、匂いも少ないです。
分解して丸洗いできる
フィッシュロースターには、ねじのような固定金具がついており、90度回すと簡単に分解できます。
分解にドライバーなどの器具は使いません。
お手入れは、フィッシュロースターが完全に冷めてから行ってください。
本体・ヒーター以外は丸洗いできます。
画像は象印の公式ウェブサイトからお借りしました。

筆者は本体・ヒーター以外を簡単に手洗いし、食洗器で洗っていました。
しかし今回取扱説明書を熟読したところ、食洗器は使わないようにと書いてありました。
食洗器は使用しないでください。
本体・ヒーターはウェットティッシュで拭いています。
おすすめのレシピ
フィッシュロースターでは、魚から肉、野菜、おにぎりまで、色々な物を焼けます。
おすすめのレシピ3つをご紹介します。
塩鮭
アメリカでもコストコ(Costco)で美味しいサーモンが手に入ります。
1. キッチンペーパーでサーモンの水分を拭き取ります。
2. サーモンの重さを量り、1.5~2%の塩をもみこみます。
我が家は健康を考えて、塩分を少なめにしています。
3. 塩が染み込むように、サーモンを半日以上冷蔵庫で置いておきます。
すぐに食べない場合は、冷凍保存でもOKです。
冷凍する場合は、冷凍されているとうまく焼けないため、必ず解凍してから焼いてください。
4. 水受け皿に水を入れ、5分間予熱します。
5. 焼く前に、焼き網に油を薄くひいてください。
6. 焼き時間は塩鮭の大きさによります。
取扱説明書では、鮭の切り身4切れ(1切れあたり85g)の場合、10~12分となっています。
焼きすぎると水分が失われるため、あまり焼き過ぎない方がおすすめです。
塩鮭3人前を焼いても、焼き網のスペースに余裕があります。

唐揚げ
唐揚げを揚げるのは面倒ですよね。
筆者は何度か唐揚げに挑戦したものの、今では毎回フィッシュロースターで焼いています。
油は使用せず、お肉本来の油だけなので、油で揚げるよりヘルシーで罪悪感なく食べられます。
また、一度にたくさん焼けるので楽です。
アメリカでおすすめのお肉は、コストコ(Costco)の鶏もも肉です。
アメリカでは、鶏胸肉より鶏もも肉の方が安いです。
画像の左側黄色のパッケージがもも肉(Chicken Thighs)、右側赤色のパッケージが胸肉(Chicekn Breasts)です。
それぞれ6つセットで販売されています。

レシピはクックパッドの『揚げないのにサックサク、鶏の唐揚』を参考にしています。
レシピ詳細は以下のリンクから、クックパッドをご覧ください。

焼く前のから揚げがこちらです。

筆者は面倒くさがりのため、レシピの工程2を省略しています。
そのためには、お肉に調味料を合わせる前に、クッキングペーパーでしっかりとお肉の水分を拭き取っておくことが大切です。
お肉の水分は失敗の原因になります。
また、調味料を少なめにして、漬け時間を1時間くらいに長くしています。
レシピではお肉200gを使っていますが、我が家ではだいたいお肉700gを一気に作っています。
お肉の量はレシピの3.5倍ですが、合わせ調味料は3倍くらいに減らしています。
生姜はすりおろし、にんにくはにんにくパウダーを使用しています。
フィッシュロースターは両面焼きなので、予熱5分後に、お肉をひっくり返さずに約15分間焼きます。
画像のお肉は約700gです。
少し焦げてしまいました。

筆者は加熱中にお肉からでてきた油を拭くのが面倒なため、アルミホイルは使っていません。
カロリーオフにもなります。
汚れが気になる方は、アルミホイルを敷いてください。
お肉はくっつきやすいので、アルミホイルまたは焼き網に、うすく油をひいてください。
使用後のお掃除は、アルミホイルを敷いた方が楽です。
片栗粉の替わりに、コーンスターチを使っても美味しくできます。
海外では片栗粉は手に入りにくく、コーンスターチの方が安いのでおすすめです。
焼きおにぎり
1. めんつゆとごま油をご飯に混ぜ、おにぎりを作ります。
味見しながらお好みの味にしてください。
醤油や味の素などを足しても美味しいです。
2. アルミホイルにごま油を少しひきます。
ご飯のくっつき防止です。
3. 水受け皿に水を入れ、5分間予熱します。
4. 焼き時間は6~7分くらいです。
時々様子を見ながら、焼き時間を調整してください。
アルミホイルを敷くため、アルミホイル側は焦げ目がつきにくいです。
焦げ目をつけたい方は、おにぎりをひっくり返してください。

まとめ
フィッシュロースターは魚以外の調理にも活用できます。
お手入れも簡単です。
日本の方にも海外の方にもおすすめです。
海外の方は、電圧や電源周波数が日本とは異なるため、自己責任でご使用ください。
海外で使用した場合の、アフターサービスは受けられませんので、ご注意ください。
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