アメリカで桃狩り(U-pick peaches)に行ってきました。
ドーナツピーチ(Doughnut peach)という、日本では食べたことのない美味しい桃を収穫したのでご紹介します。
U-pickとは
自分で収穫することをU-Pickと言います。
アメリカでは桃以外にも、イチゴ、チェリー、ブルーベリー、ブラックベリー、プラム、いちじくなどフルーツのU-pickができます。
また、フルーツだけではなく、カボチャなどの野菜や、ひまわりのU-pickもあります。
知人の話では、かぼちゃは食用というよりは飾り用だそうです。
U-pickと地名を入力してインターネット検索をすれば、ご自分の地域でどのU-pickがいつ頃できるか調べられます。
収穫時期は農園にもよるので、行く前に農園のウェブサイトや電話でご確認ください。
ドーナツピーチ
筆者は6月上旬に桃狩りに行きました。
数種類の桃がある農園でしたが、その中でも美味しいとおすすめされたドーナツピーチを収穫しました。
筆者が行った農園でドーナツピーチは、表面が桃色で白い果肉の桃と、表面が黄緑色で黄色い果肉の桃の2種類がありました。
白桃の味は日本の白桃に似ていて、黄桃の味はマンゴーのように濃厚でした。
どちらも果汁があふれるほどみずみずしく、甘くてとても美味しいかったです。
ドーナツピーチは日本では幡桃(ばんとう)と呼ばれ、高価な桃だそうです。
形は平たく、真ん中が少しへこんでいます。
小さめの桃ですが、種も小さいので可食部は十分にあります。
日本の桃のように皮に細かい毛がないので、皮ごと食べることもできます。
桃は熟れるまで常温で保存し、食べる少し前に冷蔵庫で冷やしてください。
筆者は皮はあまり好きではないので、剥いてから食べました。
桃は熟れると、簡単に手で皮を剥くことができます。
皮が剥きにくい場合や、もっときれいに剥きたい方は、湯切りもおすすめです。
鍋で沸騰したお湯の中に、桃を10~20秒間入れます。
桃をすくって氷水で冷やすと、きれいに皮が剥けます。
ドーナツピーチは他の桃よりも収穫時期が短いそうです。
ドーナツピーチ狩りをしたい方は、収穫時期にお気を付けください。
おすすめの持ち物・服装
- 現金
- 虫よけスプレー
- ウェットティッシュ
- 飲み物
- 日焼け止め
- 靴
- 長ズボン
- 帽子
お支払いはカードが使えないところもあるので、現金を持って行ってください。
桃に虫が寄るので、虫よけスプレーがあると良いです。
刺されると痛いヒアリの巣もいくつかあったので、履物は靴で、長ズボンをおすすめします。
ウェットティッシュは、桃の味見をして手がべたべたになった時に拭く用です。
収穫方法
まず農園で収穫した桃を入れるかごを借りました。
料金は後払いで、桃の種類によって値段は異なり、1かご$9~$13でした。
ドーナツピーチは$13で、黄桃と白桃を混ぜてもOKでした。
かごを借りたら、好きな種類の桃がなっている所へ車で移動しました。
桃の木は低いので、子供でも収穫できます。
収穫し終わったら、かごを返却してお金を払いました。
農園ではU-pickではなく、桃の販売も行っていました。
しかしU-pickより割高な値段になっていました。
収穫結果
今回は1かごのみ収穫し、$13でした。
- 白桃 22個 2100g
- 黄桃 11個 1650g
スーパーで購入するより安く新鮮です。
黄桃は虫に食われている物が多く、あまり収穫できませんでした。
少し傷がついている黄桃も収穫しましたが、一部は熟れる前にカビてしまいました。
少しの傷ならOKですが、果肉まで達しているような物はダメですね。
ピーチパイ
ドーナツピーチをピーチパイにしてみました。
パイはパブリックスで購入した冷凍のパイシートを使いました。
パイ自体の味は良かったです。
しかしパイ2シートが入っていて、小分けされていないのが残念でした。
焼いたパイの上に、カスタードクリームとドーナツピーチを乗せて食べました。
ピーチパイを口に含んだ瞬間に、桃の果汁が溢れカスタードやパイと混ざり合うのは、悪くは無かったです。
しかし筆者は桃だけでそのまま食べる方が好みでした。
まとめ
アメリカでは色々なU-pickができます。
ご自分の地域のU-pick情報をチェックして、色々なU-pickへ行ってみてください。
筆者はブルーベリーのU-pickも体験しました。
ブルーベリー狩りについてはこちらの記事をご覧ください。
ドーナツピーチは日本の白桃のように、みずみずしくて甘く美味しいです。
Walmartでも購入できました。
ドーナツピーチは旬の時期が短いのでお気を付けください。
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