【アメリカ】衣類や家具などの不用品を寄付して税控除を受ける Vapor

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台所

アメリカでは、寄付をすることで確定申告時に税控除を受けることができます(条件あり)。

寄付はお金だけでなく、家具や食器、衣類などの不要品の寄付も含まれます。

筆者はVaporのピックアップを依頼しました。

寄付先

筆者の家の近くでは、3つの寄付先がありました。

Vapor

店舗にはドライブスルーの寄付レーンがあり、不用品を自分で車で持って行き、寄付することができます。

Vaporを訪れたところ、「Donations Receiving」という看板がありました。

vapor

The Salvation Armyでは、ドライブスルーがありませんでした。

ストア

ドライブスルーの有無は店舗によりますので、事前にお確かめください。

販売はしておらず、寄付のみ受け付ける場所もあります。

大型家具などがある場合は、ピックアップを依頼することもできます。

今回は大きいテーブルや自転車などがあったため、ピックアップを依頼することにしました。

調べたところ、ピックアップはGoodwillでは行っていませんでした。

Goodwillでもピックアップが可能な店舗もあるようなので、電話で確認してみてください。

どんな不用品が寄付できるのか

衣類、靴、鞄、アクセサリー、家具、キッチン用品など、様々な物を寄付することができます。

子供服から大人用の服までありました。

服

家具はソファやテーブル、椅子、キャビネット、絵などがありました。

破損していたり、ダメージがある物は寄付できないとウェブサイトでは書かれていましたが、破損している物も多々ありました。

家具

手前のソファの販売価格は$230でした。

家具の販売価格は高めの印象を受けました。

お皿やティーカップなども。

食器

Vaporで寄付ができない物の一例をご紹介します。

  • ベビーカー、ベビーベッド
  • マットレス、ベッド用のスプリング
  • 洗濯機や乾燥機、コンロ、冷蔵庫など
  • オルガン、ピアノ
  • 食料品
  • 車のタイヤ、バッテリー
  • ハンガー

Vaporで寄付できない洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、The Salvation Armyでは寄付できます。

寄付先によって寄付ができない物が異なるので、各寄付先のウェブサイトでご確認ください。

税控除

確定申告時に税控除(tax deduction)を受けるためには、レシートをもらい、寄付した物の一覧を作ります。

When you drop off your donations at Goodwill, you’ll receive a receipt from a donation attendant. Hang on to this receipt. At the end of the year, if you itemize deductions on your taxes, you can claim a tax deduction for clothing and household items that are in good condition.

The U.S. Internal Revenue Service requires you to value your donation when filing your return.

Goodwill Taxes and Your Donationsより引用

Goodwillのウェブサイトから税控除について要約すると、寄付時にレシートを受け取り、年末の税控除申請時に使います。

寄付した物の値段は自分で決めることになります。

値段は購入時の値段ではなく市場価格なので、品物の状態を考慮します。

Goodwillでは、VALUATION GUIDEをPDFで公開しています。

The Salvation Armyにも、Donation Value Guideがあります。

例えば自転車は、Goodwillでは$10、The Salvation Armyでは$5~$83と幅広い価格設定になっています。

これらの価格を参考に、値段を決めてください。

実は、後日税控除について少し調べたところ、所得控除には概算額控除(standard deduction)と項目別控除(itemized deduction)の2種類があり、項目別控除額が概算額控除額を超える場合のみ、寄付による税控除が適応されるそうです。

我が家の場合は概算額控除なので受けられませんでした。

ピックアップの予約

The Salvation Armyのピックアップの予約は、ウェブサイトでできます。

リサイクル

「Schedule a free pickup」にZIPコードを入力し、予約の依頼をしてください。

寄付する物を選択し、希望日を選択し、住所などを入力します。

筆者が試したところ、毎週木曜日のピックアップのみで、予約は翌月の日付から選択可能でした。

税控除の関係で、すぐにでもピックアップしてもらいたかったため、Vaporに変更しました。

Vaporも、ウェブサイトから予約可能です。

「Schedule a Donation Pickup」から予約します。

まずは何を寄付するかチェックを入れ、詳細を記載します。

大型家具がないとピックアップしてもらえません。

寄付一覧

次に、壊れていないか、喫煙環境にないか、ペットを飼っていないかにYes/Noで答えます。

全てNoでないと、ピックアップしてもらえません。

寄付手続き

名前や住所、メールアドレス、電話番号などを入力します。

「メールでの連絡を希望」にチェックを入れましたが、電話で連絡がきました。

最後に、ピックアップの希望日時を3つ選択します。

日にちは3つ別日を指定する必要があります。

筆者が依頼したVaporでは、週2回火木のピックアップのみ行っていました。

寄付する物が1階にあるか、2階以上にあるか、外やガレージなどにあるかも選択します。

ステップ4まで進むと、予約依頼が完了し、メールが届きました。

メールには、24時間以内にピックアップ日時の回答があると記載がありましたが、連絡はありませんでした。

そこで、Vaporに電話して運転手の連絡先を聞き、筆者から電話をしました。

運転手からは、火曜日にピックアップに行くから、月曜日に時間を連絡すると言われました。

寄付する物の確認もされました。

テーブルや椅子があることを伝えても、大型家具しかピックアップできないと断られましたが、テーブルが大きくて運べないことを説明し、なんとか承諾してもらいました。

しかし、当日になっても連絡はなく、電話にも応答してもらえませんでした。

再度ピックアップの予約をオンラインですると、翌日に電話がきてピックアップ日時が決まりました。

連絡がなく、約束も破られ、電話にも応じてもらえず、かなりストレスでした。

ピックアップ当日

ピックアップは2人で、大きなトラックで来てくれました。

到着は予定よりも約1時間遅れでした。

トラック

自動の昇降ステップがついているトラックなので、スムーズに家具を積むことができました。

物が動かないように紐で固定するのには、少し時間がかかっていました。

お目当てのレシートも無事に受け取りました。

レシート

レシート上部に寄付した物の個数、品物名、値段を記入します。

レシート下部はVaporで使えるクーポンでした。

寄付した日から30日間、1回だけ10%オフになります。

寄付だけでなく、Vaporで買い物をするだけでも、Vaporに貢献できます。

まとめ

アメリカでは条件がありますが、お金だけでなく不用品を寄付することで、確定申告の税控除申請ができます。

寄付はドライブスルーとピックアップがあります。

ピックアップは平日のみであったり、ピックアップまで日数がかかったり、色々な条件があります。

ピックアップの予約は早めに行うと良いでしょう。

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