アメリカで育児をしています。
離乳食が始まった頃から、おむつかぶれがひどくなりました。
使用した市販のおむつかぶれクリームや、病院受診時の体験についてご紹介します。
おむつかぶれクリーム
おむつかぶれクリームは、AquaphorのHealing Ointmentから試しました。
41%ワセリンの透明なクリームで、おむつかぶれ予防のためにもほぼ毎回つけていました。
軽い火傷や切り傷などにも効果があり、子どもから大人まで使えます。
離乳食が始まるまでは、このおむつかぶれクリームを使っていましたが、少し荒れてもすぐに治っていました。
しかし離乳食が始まり、季節も暑くなってきたためか、おむつかぶれがどんどんひどくなりました。
症状は小さな赤い発疹、ただれ、皮がむけるなどです。
そこで次に試したのが、Aquaphorの酸化亜鉛(Zinc Oxide)が配合されている亜鉛華軟膏です。
酸化亜鉛が15%と40%配合の白いクリーム2種類を使い分けていました。
Aquaphorでしばらく様子を見ても改善しなかったので、次に試したのがBoudreaux’s Butt Pasteです。
こちらも種類が複数ありますが、酸化亜鉛が最大の40%配合されているものを選びました。
コンクリートのような色のペーストで、匂いも少しあります。
Aquaphorよりは若干の効き目があり、皮むけが改善されましたが完治せず、病院受診を決めました。
病院受診
おむつかぶれは英語でDaiepr Rash。
かかりつけの小児科に連絡し、おむつかぶれがひどい(severe)ので医師に診てもらいたいと伝えました。
当日に予約が取れ、小児科に行きました。
いつものように体重と身長を測った後、医師に診てもらいました。
医師から聞かれたことは以下のことです。
- 症状の期間
- 使っているクリーム
- 使っているおしりふき
- 皮がむけているか
- 痛がって泣くか
子どものお尻にはおむつかぶれクリームを塗っていたので、皮がむけて白くなっているのか、クリームの白さなのか見分けがつきにくかったです。
そのため医師はおしりふきでクリームを拭いて診て、筆者にも皮がむけているか確認しました。
使っているおしりふきは、無香料のものかどうかの確認でした。
持参していたコストコのおしりふきは、無香料なのでOKと言われました。
自宅ではできるだけ刺激を減らすように、水で流したりドライワイプを濡らして使っていました。
診断の結果、カンジダのようなので、処方薬を試すことになりました。
医師はカンジダのことをイースト(Yeast)と言っていました。
カンジタは英語でCandidaやYeast Infectionと言われます。
お尻だけではなく、首の周りやわきの下も赤くなっており、同じクリームを塗ることになりました。
処方されたのは、Nystatin Creamです。
1日4回塗るように指示されました。
使っていたButt Pasteについては、薬を塗った上に重ねて塗り、薬を塗る1日4回以外の時には、ボディローションのみを塗るようにとの指示でした。
薬の用法・用量については、医師により異なる可能性がありますので、担当の医師にご確認ください。
今回の病院受診や薬代は、保険が適用され無料でした。
薬を使い始めると、数日で効き目があるそうです。
もし2週間経っても改善されなければ、再受診の予定でした。
この薬は子どもに合っていたようで、すぐに改善が見られました。
その後のおむつかぶれについて
その後、おむつかぶれはいったん良くなったものの、再発してしました。
再度病院を受診したところ、ステロイドのヒドロコルチゾンクリームを処方されました。
ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)クリームは市販もされています。
ステロイドなので効きが早く、数日で炎症が治まりました。
再発もしてしまいましたが、我が子の場合は便が硬くなるにつれ、あまりかぶれないようになった気がしています。
医師はカンジダのせいで下痢になっていたのかもと言っていましたが、離乳食が進んでよく食べるようになったことも良かったのかもしれません。
おむつ交換時には必ず保湿をし、発疹ができたらButt Pasteも使うと、早く治るようになりました。
まとめ
アメリカだと病院の受診が気軽にできませんよね。
しかしカンジダなど、市販のおむつかぶれクリームでは治らない場合もあります。
まずは市販のおむつかぶれクリームを試してみて、改善されないようであれば、病院の受診をおすすめします。
おしりふきが刺激となっている可能性もありますので、ぬるま湯で洗ってあげたり、ドライワイプを試してみても良いかもしれません。
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