アメリカで不妊検査を受けました。
初診では、生理21日目のプロゲステロンの数値を血液検査で調べ、排卵誘発剤クロミッドが処方されました。
2回目の受診では、追加の血液検査を行ってもらいました。
子宮卵管造影検査の希望も伝え、次回予約することができました。
チェックイン
初診時と同様に、予約日の3日前に、病院から携帯にメッセージが届きました。
URLが送られてきたので、ネット上でチェックインをしました。
チェックイン内容は、コロナに関するものでした。
発熱などコロナの症状がないか、コロナ患者との接触がないか等の質問に答えました。
医師との問診

初診と同じ医師が担当してくれました。
今後も同じ医師がずっと担当するようです。
担当医師は、不妊検査として前回の血液検査しかやらない方針だったので、筆者が希望する検査を伝えることにしました。
事前に印刷しておいた検査一覧を渡し、医師とどれが必要か話し合いました。
血液検査
血液中のホルモン値を測定するために、血液検査をすることになりました。

- AMH(抗ミュラー管ホルモン)
- FSH(卵胞刺激ホルモン)
- LH(黄体形成ホルモン)
- Prolactin(乳腺刺激ホルモン)
- TSH(甲状腺刺激ホルモン)
- Estradiol(卵胞ホルモン)
- Progesterone(黄体ホルモン)
血液検査は生理周期によって適切な時期があるものがあり、2回目受診は生理の3日目でした。
生理周期に関係がない検査もあります(AMH、TSH)。
AMH(Anti-mullerian hormone)は値を測ることによって、卵巣にある卵胞の数が多いか少ないか調べることができます。
Progesteroneは初診時にも検査していますが、生理周期により数値が変動するので、再度検査になりました。
Androgensという男性ホルモン検査も必要か医師に聞いたところ、症状が見られないので必要ないと言われました。
検査数が多いため、ラボで3本分採血されました。
クラミジア検査
次回、卵管造影検査(HSG)を受けるために、クラミジア感染症の検査を依頼しました。
- Chlamydia trachomatis screening
クラミジアに感染していると、造影剤によって菌が体内に広がる可能性があります。
筆者は1週間前の初診時に、子宮頸がん検査(Pap Smear)を受けています。
その時採取したサンプルが残っているため、追加採取は不要で、検査のみ追加してくれました。
子宮頸がん検査を受けるのであれば、同時に行うのが理想ですね。
クラミジア感染症の検査方法は2つあります。
子宮頸がん検査のように子宮内から細胞を採取する抗原検査と、血液検査の抗体検査です。
抗原検査では現在の感染がわかり、抗体検査では過去の感染がわかります。
筆者は、抗原検査のみ受けています。
精液検査
産婦人科のため精液検査は行えません。
しかし、医師から他の病院を紹介してもらうことができました。
夫の氏名と生年月日を医師に伝えると、翌日に他の病院からメールと電話で連絡がありました。
予約は1週間以上先になると言われ、記入する書類がメールに添付されていました。
病院探しは簡単ではないので、紹介してもらえると助かります。
子宮卵管造影検査の予約
子宮卵管造影検査(HSG)は、生理後~排卵前に行います。
妊娠中は受けられません。
排卵や妊娠が心配な方は、排卵検査薬・妊娠検査薬にて事前にご確認ください。
医師に卵管造影を受けたいと伝えると、快諾してくれました。
生理6日目の金曜日に提案されましたが、出血しているかもしれないと思い、翌週希望と伝え帰宅しました。
結局、生理10日目の火曜日に予約が取れたと電話連絡がありました。
週末は休診日のため、あまり日にちを選べません。
卵管造影検査をすることになり、処方されていたクロミッドの服用は、次の生理周期に延期されました。
検査結果
医師からは、検査結果は2日後に出ると言われていました。
しかし、6日後に電話で報告がありました。
「異常なし」という報告のみで、詳しい数値はわかりませんでした。
クラミジア感染症も問題無かったため、卵管造影検査のための抗生物質の処方はありませんでした。
まとめ
アメリカの産婦人科で不妊検査を依頼したところ、生理21日目の血液検査とクロミッドの処方のみでした。
そのため2回目の受診時に、自分が希望する検査の追加依頼をしました。
医師は快く、血液検査や卵管造影検査をしてくれたので、希望を伝えることが大切です。
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