アメリカのコストコでルンバi8+を購入しました。
使ってみて分かった良い点・悪い点をご紹介します。
ルンバi8+
筆者がコストコで購入したのは、ルンバi8+です。
商品名は『iRobot Roomba i8+ Wi-Fi Connected Robot Vacuum with Automatic Dirt Disposal』です。
税抜き$699.99のところ、セールで$120オフになっており、$579.99で購入しました(2022年5月)。
母の日のコストコオンラインショッピング限定セールでした。
ルンバi8+はコストコ限定商品で、性能はルンバi7と同等のようです。
商品名に『+』がついていると、ゴミを自動で収集してくれるクリーンベースがつきます。
Sharkのお掃除ロボットと迷いましたが、スマートマッピング機能や吸引力がより優れているルンバi8+を選びました。
商品内容
- ルンバ本体
- クリーンベース充電器
- 紙パック 4個(内1個はクリーンベースにセット済み)
- 交換用 ダストカットフィルタ 2個
- デュアルバーチャルウォール 1個
- 乾電池 2個
- 取扱説明書
デュアルバーチャルウォールは、進入禁止エリアを設定できます。
筆者はルンバを携帯のアプリで起動しています。
アプリで掃除するエリアを決められるので、バーチャルウォールは使用していません。
マッピングが完成すると、部屋の境界線や名称を定め、どの部屋を掃除するのか選択できます。
ルンバのアプリ
ルンバを使用する方は、iRobotの公式アプリを携帯にダウンロードすると便利です。
筆者は日本のアップルストアを利用していますが、アメリカでも問題なく使用できています。
アプリをダウンロードしたら、アカウントを作成します。
氏名やメールアドレス、パスワードを入力し、Wi-Fiに繋ぎます。
アプリでできること
アプリでできることは主に以下の通りです。
- 掃除の開始/一時停止/終了
- マップの確認
- 掃除スケジュールの作成
- 掃除履歴の確認
- 充電時間や電池残量の確認 など
アプリは日本語表示で、ルンバの音声も日本語に設定できます。
ルンバi8+レビュー
ルンバi8+を実際に使ってみて、良い点・悪い点をご紹介します。
良い点
- 吸引力が高い
- 掃除機が入らない場所の掃除ができる
- 自動で掃除してくれるので楽
- ゴミを自動で収集してくれるクリーンベース
吸引力が高い
我が家は主にカーペットです。
通常の掃除機はダイソンV10を使用しています。
ダイソンと比べるとどうしても吸引力は劣ってしまいますが、ルンバも予想以上のホコリを集めてくれます。
ルンバで掃除した直後にダイソンで掃除をしたところ、カーペットの繊維らしきホコリが取れました。
ルンバを使用しない時と比べれば、ホコリは半分~3分の1くらいの量です。
髪の毛などのゴミは見当たらないので、ルンバと通常の掃除機を併用すれば、かなり部屋の清潔さが保てると感じました。
その後数週間ルンバで掃除を続けると、明らかに取れるホコリの量が減りました。
掃除機が入らない場所の掃除ができる
ルンバは、通常の掃除機が入らないベッド下なども掃除してくれます。
高さ制限やサイズ制限により掃除できない箇所もあるので、通常の掃除機との併用がおすすめです。
ルンバがベッド下の掃除をしてくれるおかげで、部屋がかなり綺麗になっている気がします。
自動で掃除してくれるので楽
お掃除ロボットの最大のメリットは、自動で掃除してくれること。
家にいてもいなくても、勝手に掃除してくれるのはとても楽です。
ルンバはカーペットもフローリングも一気に掃除してくれます。
ダイソンで掃除をする時は、カーペットとフローリングでヘッドパーツを付け替えているので面倒です。
クリーンベース
ゴミを収集してくれるクリーンベースはあって良かったです。
これは家の広さやゴミの量などによると思います。
我が家は一軒家のため広く、大部分がカーペットを占めるためホコリが多いです。
1階エリアを掃除するだけでも、2回充電に戻ります。
掃除後に紙パックを確認したところ、最低1回はダスト容器を空にする必要があるくらいのゴミがとれています。
ルンバは充電前にはダスト容器を自動で空にしてくれるので、クリーンベースがなければ掃除が完了しません。
ダスト容器を外して確認しましたが、ゴミをほとんど残すことなく、クリーンベースへ収集してくれています。
悪い点
- 費用がかかる
- 騒音
- 掃除時間が長い
- 障害物をどかす必要がある
- 家具などが傷つく可能性あり
- マッピング機能
費用がかかる
日本と比べて安価と言っても、ルンバ自体が高額です。
長持ちしてくれることを願っています。
また、使い捨ての紙パックやフィルター交換など、定期的な追加費用もかかります。
紙パックは60日間分のゴミを溜められるとなっていますが、我が家でも60日持ちそうです。
騒音
ルンバは掃除中やゴミ収集時にかなり音がします。
ゴミ収集時が一番うるさく、次にフローリング掃除の音が大きいです。
カーペット掃除中は、ダイソンと比べると静かに感じられます。
掃除時間が長い
我が家は1階が約1200フィートあります。
ルンバ掃除の所要時間は合計約4時間半~5時間です。
ルンバは1時間半ほどで充電がなくなってしまいます。
そのため、掃除時間が3時間、充電1時間半くらいです。
ダイソンで自分で掃除すれば約40分で終わるので、ルンバだと掃除時間がかなりかかります。
理由はわかりませんが一時停止してしまい、6時間近くかかることもありました。
障害物をどかす必要がある
ルンバの通り道を作るように、障害物をどかしたり、ドアを開けておいたり、ひと手間が必要です。
ルンバは障害物をよけて掃除してくれますが、毛足の長いラグなどやコードなど、絡まってしまうことがあります。
筆者は毎回充電器のコードの確認をしたり、バスマットをどかしたりしています。
家具などが傷つく可能性あり
ルンバは家具や壁に結構な勢いで当たります。
今のところ家具や壁などに傷は見当たりませんが、キッチンなどに敷いているコンフォートマットが一部剥がれていました。
マットをいちいちどかすのは面倒なので、消耗品と思って諦めています。
大事な家具などがある方は進入禁止エリアに設定するなど、お気を付けてご使用ください。
マッピング機能
掃除後のマップを確認すると、かなり正確に部屋全体を掃除をしてくれていることがわかります。
しかし実際の掃除を見ていると、一つの部屋を出たり入ったり、無駄な動きをしていることがありました。
何回か掃除をしてもマッピングが完成しなかったため、掃除なしでマッピングだけを行うマッピングランも試しましたが、うまくいきませんでした。
マッピングランだけでも3時間程かかりました。
掃除中に家具を動かしたり、家の中も明るさが足りないなどの原因が考えられるようです。
その後、さらに掃除を繰り返すとついにマッピングが完成しました。
マッピング完成後はスムーズに掃除ができていると感じるので、時間はかかりますが早めにマッピングを作成することをおすすめします。
まとめ
ルンバi8+は今のところ、購入して良かったです。
毎日掃除することで、少しずつとれるホコリの量が減ってきました。
特に花粉の時期は部屋を少しでも清潔に保つため、毎日の掃除が欠かせません。
ルンバは寝室の大部分を占めるベッド下の掃除をしてくれるため、大変助かっています。
今ではダイソンでの掃除は週1回程度になりました。
コストコで高額商品を購入する際は、コストコクレジットカードの使用や、エグゼクティブ会員の検討をおすすめします。
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