アメリカで子どもの生後9ヵ月健診、1才健診を終えました。
9ヵ月健診では発達検査、1歳健診では採血があったので、どんな様子だったのかご紹介します。
9ヵ月健診の発達検査
生後9ヵ月の健診では、予防接種がありませんでした。
予防接種をしないことは事前に聞いていたので、気楽に検診を受けに行きました。
しかし発達検査があると当日に知り、どんな検査をされるのか不安になりました。
受付でいつも通り保険証を提示し、住所や電話番号に変更がないことを確認後、発達検査のフォームに記入をするように言われました。
裏表3枚でラミネートが張ってあるフォームにマジックでチェックを入れる形で、フォームは消して使いまわしているようでした。
回答は「Yes(はい)」か「Sometimes(時々)」、「Not yet(まだ)」の中から選択しました。
マジックなので書きにくかったです。
チェック項目は以下のようなものがありました。
- 小さい物が掴めるか
- 下に物を置けるか
- 紐が持てるか
- クッキーやクラッカーを自分で食べられるか
- つかまり立ちができるか
- バイバイや手をたたいてなどとお願いすると、手本を見せなくてもやってくれるか
- 「こっちへ来て」や「ちょうだい」、「戻して」などの指示にジェスチャーなしで従えるか
- 「da」「ga」「ka」「ba」などの声を出すか
- 「ba-ba」「da-da」「ga-ga」などの似た2音を出すか
- 「Mama」「Dada」「Baba」のように人やモノを意味する言葉を話すか
子どもにやらせてみたことがないことがいくつかあり、本当はできるかもしれないのに『できない』にチェックを入れることになってしまいました。
そのせいで発達が遅れていると判断されると嫌だなと思っていました。
診察室に通され、書き終わったフォームを看護師に渡しました。
通常通りに看護師が体重・身長・体温・頭囲の測定をしました。
医師からはいつもの問診と触診をされ、フォームにあった項目のいくつかを口頭で確認されました。
いつもより少し多めに質問されるくらいで、他には何もありませんでした。
身体を動かして発達の確認なども特にされず、すぐに終わりました。
後日発達検査の結果報告などもありませんでした。
1才健診
1才健診では新しい予防接種と採血がありました。
予防接種
定期予防接種は3本でした。
- hepatitis A…A型肝炎
- MMR…麻疹・風疹・おたふくかぜ
- Varivax…水ぼうそう
定期接種に加え、インフルエンザ予防接種の合計4本を足に打ってもらいました。
インフルエンザ予防接種は1ヵ月後に2回目を受ける必要があります。
予防接種4本は多いため迷いましたが、医師に相談すると4本までは許可していると言われました。
4本同時に打つのが嫌な場合は、別日での接種も可能でした。
初めて打つワクチンなので熱などの副反応が出る可能性があると言われましたが、熱は出ませんでした。
採血
貧血の確認のため、血液検査がありました。
採血は小児科では行ってもらえず、ラボへ行くように指示されました。
総合病院のためいくつか病棟があり、車で移動してラボで受付をしました。
保険証を提示して住所などの確認をし、名前と識別用のバーコードが書かれたシールを渡されました。
採血の部屋に行ってシールを渡し、採血用の椅子に親子で座るように言われました。
子どもを抱っこしながら座り、右腕から採血をしてもらいました。
子どもが動かないようにしっかり抱きかかえ、左腕は上がらないように抑えていました。
採血用のバンドをした時点で子どもが泣き出してしまい、採血中は号泣でこちらも泣きそうになりました。
注射4本と採血を同日に行うことはとてもストレスだと思いますが、よく頑張ってくれました。
血液検査の結果は病院のPatient Portalで確認しましたが、ヘモグロビン値とヘマトクリット値が検査されていました。
無事に基準値を超えていて良かったです。
子どもは離乳食の進みが遅いため、1才を過ぎても市販のベビーフードを利用していました。
ベビーフードに鉄分が入っているので、貧血はあまり心配していませんでした。
まとめ
アメリカで子どもの生後9ヵ月健診の発達検査、1才健診についてご紹介しました。
筆者の病院では発達検査はほぼリストチェックのみでした。
1才健診は新しい予防接種と腕からの採血があるので大変でした。
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