アメリカで出産するにあたり、入院時に用意したバッグの中身をご紹介します。
入院バッグ
アメリカでは、入院はだいたい2~3泊なので、持ち物はそんなに多くはありません。
早産の可能性や体調も考慮し、妊娠後期の30週頃に入院バッグの支度を始めました。
バッグは中サイズのスーツケース1つにしました。
付添人の夫も病院に寝泊まりするため、小サイズのスーツケースを用意しました。
退院時は身体も辛く、カーシートなどもあるので、スーツケースが便利でした。
病院からもらえるベビーグッズなどもあるため、荷物は少し余裕があると良いでしょう。
赤ちゃん用のもの
病院から指定された赤ちゃん用の持ち物
病院から指定された、赤ちゃん用の持ち物はこちらでした。
- 写真撮影用の服
- おくるみ(Receiving Blanket)1~2枚
- 退院時の服
- カーシート
おくるみ
おくるみは英語でReceiving BlanketやSwaddle Blanketです。
筆者はAden + anaisのSwaddle Blanketを用意しました。
Amazonのベビーレジストリ特典を使い、15%オフで購入しました。
Shop Amazon – Create an Amazon Baby Registryおくるみは病院から借りられたので、必須ではありませんでしたが、写真撮影に使いました。
写真撮影は病院が提携しているカメラマンが、おくるみ2種類、服1着を着せて撮影してくれました。
写真撮影自体は無料で、後日オンラインで写真を購入すれば代金が発生します。
退院時の服
退院時の服は少し寒い季節だったため、新生児サイズの日本のコンビ肌着とスリーパー、帽子、アウターを用意しました。
約2800gの赤ちゃんで、新生児サイズはぶかぶかでした。
カーシートに乗せるため、足が分かれているタイプの服があると良いと思います。
日本の短肌着、コンビ肌着は着脱させやすいので、家でも大活躍しました。
日本のアマゾンで購入する方は、らくらくベビーへの登録がおすすめです。
条件を満たすとサンプルや割引特典があります。
病院からは毛糸の帽子をもらえました。
カーシート
カーシートはChiccoのKeyfit30を用意しました。
退院前にカーシートを入院部屋に持ってきて、子どもを乗せてナースにチェックされました。
また、車を病院前につけ、車への取り付け確認(カーシートベースの確認)もされました。
その他
その他用意したのは、新生児用の爪切りはさみです。
日本の物を郵送してもらいました。
爪は短かったため、病院では使いませんでした。
病院で用意されていたもの
基本的に子どもの世話に必要なものは、借りたりもらえたりしました。
借りられたもの
- おくるみ
- 搾乳機
搾乳機はメデラでした。
もらえたもの
- おむつ
- おしりふき
- 液体ミルク
- 毛糸の帽子
- 櫛
- ベビーシャンプー
- ベビーローション
- 体温計
- メデラの乳頭保護クリーム
- 手動搾乳機、付属品
母乳が出なかったため、液体ミルクをあげていました。
病院でEnfamilの液体ミルクをもらえました。
そのまますぐにあげられるので便利です。
借りた搾乳機で使った付属品の他、手動用搾乳機ももらえました。
保険を使ってEdgeprkというウェブサイトでメデラの搾乳機をオンライン注文していたため、自宅の搾乳機でも付属品を使えました。
乳頭保護クリームもメデラのサンプルをもらい、市販の物も継続して使っています。
おむつはパンパースでしたが、身体に合わなかったので退院後はハギーズを使いました。
おしりふきはドライワイプで面倒だったので、持参したコストコのおしりふきを使いました。
ドライワイプ自体は柔らかくて夫が気に入ったので、顔を洗う時に使うことになり、Amazonで追加購入しました。
母親用のもの
病院から指定された母親用の持ち物
母親用に病院から指定された持ち物リストです。
- バースプラン
- 友人や家族の電話番号
- 携帯電話と充電器
- カメラ
- 快適な服 1~2着
- ローブ(必要に応じて)
- 靴下
- 下着
- 授乳する場合は授乳ブラとパッド
- 歯ブラシと歯磨き粉
- シャンプー
- ローション
- リップクリーム
- 退院時の服
- 常備薬
- 臍帯血の採取キット(必要に応じて)
現金やカードなどの貴重品の持ち込みは不可と書かれていたので、$20だけ現金で持っていきましたが不要でした。
バースプラン
バースプランは希望があれば持ってくるように言われました。
夫にへその緒を切ってほしいや、無痛分娩(Epidural)希望か、などです。
筆者は持っていきませんでした。
臍帯血の採取キット(Umbilical Cord Blood collection kit)
臍帯血の寄付は現在やっていないと言っていました。
プライベートで臍帯血を保管したい場合のみ、業者に連絡して採取キットを入手して持ってくるように言われました。
その他
その他持って行ったものはこちらです。
- 医師作成の出生証明書の様式(日本の出生届用)
- 帝王切開のため、事前に渡されていた消毒薬
- 延長コード
- スリッパ
- 化粧水
- 日焼け止めクリーム
- マタニティパジャマ
- 食べ物
- ドライヤー
- 腹巻
医師作成の出生証明書の様式
日本の戸籍を登録する場合は、在外公館や本籍地役場へ出生届を出します。
その際に使用する医師作成の出生証明書の様式を印刷して持っていきました。
そのおかげで、戸籍を約2週間で登録でき、パスポートを早く取得できました。
延長コード
延長コードは携帯充電器に使いました。
電源プラグが遠かったので、あると便利でした。
マタニティパジャマ
マタニティパジャマは良い物がアメリカで見つからず、日本の物を郵送してもらいました。
購入したのは、ベルメゾンの授乳対応のマタニティパジャマです。
入院3日目にパジャマに着替え、そのまま退院しました。
スナップボタンのためすぐに着脱でき、診察時や自宅での授乳/搾乳時も便利でした。
食べ物
1日3食の食事やお菓子、飲み物は産院でも用意されていましたが、出産のご褒美として食べたい物を持っていきました。
ドライヤー
ドライヤーが病院になかったので、夫に家に取りに帰ってもらいました。
念のため持参した方が無難です。
使わなかったもの
下着(ショーツ)は使い捨てをもらえたので、病院では使いませんでした。
その他、ナプキンももらえました。
帝王切開後は傷口にあたらないショーツが必要です。
また、腹部は1~2週間程押すと痛みがあったため、ゆるめのショーツが必要でした。
そのため、産後にAmazonでハイウエストのショーツを買い足しました。
Mサイズで適度なゆるさがありました。
帝王切開の傷を保護する目的で腹巻も持っていきましたが、病院で腹帯をもらえたので使いませんでした。
病院でもらえた腹帯は、かなりきつめに産後10日程度、24時間ずっと巻いていました。
痛み軽減のために巻くので、自分の好きなタイミングで外して良いと言われました。
筆者は予定帝王切開となりましたが、自然分娩の場合はテニスボールや骨盤ベルトなども持っていく予定でした。
まとめ
病院によって借りられるもの、もらえるものは異なります。
筆者は予定帝王切開だったため荷物は少なめでした。
バースプランなど、気になる持ち物は病院に事前に問い合わせをしました。
もし気になる持ち物があれば、聞いておいた方が安心です。
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